自信を持って歌う彼と読みかけの本

テレビのアンケートとかで、「手品師」について聞かれたら、君はどう言う?「幸運」って、人によって感じ方が全く違うかもね。
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目を閉じてお喋りする兄弟と濡れたTシャツ

興味はあっても行ったことはない、しかし、昼間ではない動物園は、夜に活動的な動物がめっちゃ盛んに動いていて観察していて楽しいらしい。
知ってはいても、夜の動物園は見に行ったことがないけれど、子供がもう少しだけ夜もおきていれるようになったら見てみようと妻と話している。
もう少しだけ夜もおきていれるようになったら、間違いなく、子供も笑ってくれるだろうから。
昼間の動物園と異質の雰囲気を俺も家内も楽しみながら体験してみたい。

涼しい日曜の夜にシャワーを
この一眼は、言いにくいが、砂浜で拾ってしまった。
当日、7月のちょうど半ばで、ちょうど真ん中で、いつものように暑くてたくさん汗をかいた。
プールで、大好きな彼女と喧嘩し、しばらく口を利きたくないと言われたのだ。
それで夜中、自宅からここまで二輪でやってきて、海沿いをゆっくり散歩していた。
その時、少し砂に埋もれたこの一眼レフに出会うことができたのだ。
手に取って試しに夜景写真を撮影してみた。
一眼レフの持ち主より、良いラインでとれているかもしれない。
彼女の可愛い笑顔撮りたいとか、思った以上にピント調節ってめんどくさいなー、とか考えていた。
明日、どうにかして会ってくれるなら、彼女に自分が悪かったと謝ろう。
そしたら、この一眼レフ、落とし主に届けるつもりだ。

雲が多い水曜の夕方にお菓子作り

業務のために何枚かスーツ用のYシャツを所持しているけれど、大体買う時にたくさん試着する。
それ程、ワイシャツのかたちに厳しいのも変わってるかと思った。
しかし、仕事先で、シャツはオーダーメイドしてもらうという方がいたので、非常にびっくりした。
たしかに、Yシャツひとつでカッコよく見えるし、悪くないかも、と考えた。

天気の良い仏滅の晩に友人と
いつもそんなことないのに、心が折れそうな精神状態になってしまい、何も切なくなった。
特に理由はないけれど、なぜか悲しくなったり、今までの事が無駄なことに思えたりした。
そんな精神状態で、とある仕事が舞い込んだ。
中身は結構大きな野外の催しで結構立派な案件だった。
ミスってはいけないと思い無我夢中で真剣になっているうちにカラリと楽観的な気分になってきた。
気付いたけれどあの時は外出して太陽の光を求めたりしなかったと思う。
定期的に外出したりも素晴らしいと思う。

雨が上がった月曜の午後にお酒を

セミも鳴かなくなった夏の日の晩。
少年は家の縁側に座って、スイカをほおばっていた。
かじってはスイカのタネを外に向けて吐き出していると、ときどき種が遠くまで飛ばず、自分の服に落ちる時もあった。
横に置いている蚊取り線香の香りと、星のよく見える暑い夜、それから口に広がるスイカの味。
少年はそれらを堪能しつつ、残りの夏休みはどんなことして遊ぼうか、と思っていた。

余裕で熱弁する先生と読みかけの本
太宰治の、斜陽は、休みなく読みやすいと思う。
戦前は華族の娘だったかず子が、強引で引かない女性に変身する。
だんだん立派だと思わずにいられなかった僕。
かず子のように、誰にも恐れない行動力と、固い自我が戦後は必要不可欠だったんだと思う。
だけど、不倫相手である上原の妻からしたら大迷惑だろうと思う。

ひんやりした日曜の夜明けはお酒を

宿泊に行きたくてどうしようもなかった地域、それは真鶴岬だ。
初めて知ったのは真鶴という題名の川上弘美の文庫本。
内容が深く、私の未熟な頭では、まだ深い理解はできない。
しかし、表される真鶴半島の雰囲気が大好きで、行ったことのない真鶴に憧れを抱いていた。
静岡県の、神奈川県小田原市の中間にある真鶴。
突端が真鶴岬。
岬の先、海上に頭を出しているのは、三ツ石という大きな石3つ。
真ん中の石の上には鳥居としめ縄があって潮が引くと歩いてたどり着ける。
縁があって、本物のこの光景を見ることができた。
私のデジタル一眼のメモリーはこの景色がたくさん。
民宿のおばさんにまた来たいと話すと喜んでくれた。

よく晴れた水曜の晩はシャワーを
先日梅雨が明け、今日蝉の鳴き声に気付いて、少年は「あぁ夏だなぁ。」と感じた。
夏休みが始まる前の日曜のお昼前、少年は縁側でアイスクリームを舐めていた。
頭の上では風鈴がときおり涼しげに鳴っていた。
朝から日が強く、日差しが少年の座った足を焦がしていた。
少年は半ズボン姿だった。
汗が顔を伝って流れ、アイスも溶けてきた。
少年は、近所の市民プールのプール開きに期待していた。

自信を持って口笛を吹く妹と夕立

今晩は一家そろって外で食べる事になっているので、少年は行く前から気分はウキウキだった。
何を食べようかな、と夕方にはいろいろと想像していた。
ハンバーグやオムライス、ソフトクリームやチョコパフェ、などなど、メニュー一覧には何があるのかも楽しみだった。
場所はこの前オープンしたファミレスだ。
お父さんの運転する車は、もうじきお店に到着する。
お母さんは助手席から外の花や木を指差している。
お姉さんは少年の横で、イヤホンで音楽を聴いている。
少年は車から降りると駆け出して、喜び勇んで入り口のドアを開けて皆が来るのを待った。

月が見える週末の夜に読書を
甘い食べ物がたいそう好みで、バウンドケーキや和菓子を自分でつくるけれど、娘が大きくなって作るものが限られた。
私たち夫婦がとても喜んで口にしていたら、子供が自分も欲しがるのは当然なので娘も食べてもいいおやつを自分でつくる。
自分は、激甘なケーキが大変好きだったけれども、子供には砂糖とバターが多い物などは小さなうちは食べさせたくないのでつくりたくてもつくれない。
ニンジンやバナナをいれたバウンドケーキが体にもいいので、砂糖をひかえて入れて焼く。
笑った顔でおいしいと言ってくれたら、すごくつくりがいがあるし、またつくろうと思う。
近頃、ホームベーカリーも使って焼いたりする。
そうしたら、簡単だった。
いつもは、自分で一生懸命混ぜるけれど、ホームベーカリーは、混ぜてくれるし簡単だ。

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